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任天堂スイッチ(Nintendo Switch)にUnreal Engine4が対応することの意味とは!?

Nintendo SwitchはUnreal Engine4(アンリアルエンジン4)に対応することが、かなり前からニュースになっている。Unreal Engine4は有名なゲームエンジンの1つで、これを使うことにより、美麗なグラフィックでゲームを作ることができる。

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さらに、このUE4の特徴として、ローエンドなシステムにもエレガントにスケーリングできるという点がある。Nintendo Switchのハードスペックは今のところ、PS4などのゲーム機よりは劣るという点が各所でクローズアップされてきているが、UE4をうまく使えば違和感の無いグラフィックを実現できるかもしれない。

これは、UE4のデモ映像をNintendo Switchのポータブルモードで動かしたら、どう見えるかを予想で再現されたものだ。Switch用に中設定で解像度を落としてたものをPCで動かしている。(PCなのでフレームレートは参考にならないし、あくまでも予測で作られたもの)

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解像度や見た目的には、いかにもありそうなレベルという感じだ。解像度が低いためところどころジャギー(ドットのギザギザ感)が見えるが、これがポータブルモードで動くなら十分納得できそうなグラフィック。これを見てわかるのは、UE4で動いているものを少し設定を落とせばかなり良い再現度で作れるのではないかということだ。

 

UE4で作られたゲームで、有名どころは以下のような感じ。これらがNintendo Switchで出たら嬉しいところ。

・ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
・ファイナルファンタジー7 リメイク
・Gears of War 4
・キングダム ハーツ3
・シェンムー3
・ストリートファイターV
・鉄拳7

少なくとも、UE4で作られたタイトルの移植が増えるのではないかと予想できる。WiiUではUEに対応していなかったことも移植タイトルが増えないという事態を招いた一因と思われる。

任天堂はUE4などを使ったタイトルというのはあまり聞いたことがないので、独自の開発ツールを使っているのかもしれない。

 

UE4などの最新ゲームエンジンは過去のタイトル移植でも有効ではないだろうか。YOUTUBEでは、UE4を使って名作を再現した動画がアップされている。

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ゼルダの伝説時のオカリナUE4で再現している。動作しているのはPCなので、このままSwitchで動くことはないが、UE4でリアルになったグラフィックは驚愕だ。

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草の精密度、飛び回る妖精のライティング、岩、影の美しさ、どれをとってもすごい。

f:id:splatcarbon256:20161227192532j:plain敵の赤く光る目からもライティングが。ゼルダの伝説時のオカリナは、3DSやWiiUバーチャルコンソールにもあるが、当時の64グラフィックではさすがに今プレイするにはつらい。ゲームとしては不朽の名作なので、新グラフィックでリメイクしてほしいところ。

 

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こちらはスーパーマリオサンシャインUE4で再現したものだ。

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UE4らしいリアルなグラフィック。水を放出するゲームプレイも当時は斬新だった。f:id:splatcarbon256:20161227193113j:plain

水を下に放出して飛ぶ。テクスチャの精細度はいまいちだが、全体的に十分美しい。

 

というわけで、SwitchがUE4に対応するという1点だけで妄想が広がってしまうのでした。任天堂は自社以外のゲームエンジンをあまり使わないという方針があるのかもしれないが、UE4などの最新ゲームエンジンと過去の豊富なゲーム資産を有効活用してもらいたいところだ。